なぜ「ドアに後付け鍵」が必要なのか?
鍵の24時間編集部
✦ 公開日: 2025年9月18日 ↻ 更新日: 2025年9月18日

最近では「実家の親が戸締りを忘れてしまう」「鍵を差しっぱなしにして外出してしまう」といった声がSNS上でも目立ちます。
警察庁のデータ(2024年)によると、住宅侵入被害の原因のうち「無締り」が40〜50%を占め、ガラス破りを上回る結果となっています。
特に地方に住む高齢者世帯では、昔からの習慣で施錠を怠るケースが多く、実家を心配する人にとって深刻な問題です。
本コラムでは、よくあるドアまわりのトラブルと、それを解決できる「後付け鍵」の種類をわかりやすく紹介します。
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※本記事は2025年の最新データをもとに執筆しています。
目次
ドアまわりのよくあるトラブルとリスク

ドアまわりのトラブルは「高齢の親が戸締りを忘れてしまう」「鍵を差したまま外出してしまう」「外出先でインロックしてしまう」といった日常的な場面から起こります。
こうした小さな不注意が、空き巣被害や家族が家に入れなくなるといった深刻なリスクにつながることも少なくありません。
防犯性や利便性を高めるためには、生活スタイルに合った後付け鍵を選び、安心して暮らせる環境を整えることが大切です。
高齢者の施錠忘れによる空き巣被害

「高齢の親が鍵を閉め忘れる」というのはよくある心配ごとです。
警察庁の全国の最新データ(2024年)でも住宅侵入の大きな原因が「無締り」であることが示されており、ちょっとした施錠忘れが空き巣被害に直結するリスクがあります。
特に地方や戸建て住宅では、周囲の目が少ないこともあり、防犯意識の低下が被害を招きやすい傾向にあります。
こうした状況を防ぐには、ドアに後付けできる自動施錠やスマートロックが有効な選択肢となります。
鍵を差しっぱなしにして外出してしまう

「急いで出かけてしまい、玄関に鍵を刺したままにしてしまった」という失敗は、誰にでも起こり得ます。
鍵を差しっぱなしにすると不審者に簡単に侵入される危険があり、空き巣に狙われやすくなります。
こうしたリスクを避けるには、オートロックタイプや、暗証番号などを用いる電子錠を導入するのが安心です。
外出先でのインロック

外出先で「うっかりドアを閉めたら、中に鍵を置いたままだった」というインロックは、車だけでなく自宅の玄関でも起こり得るトラブルです。
仕事や買い物から戻ったときに家に入れない場合は、緊急で鍵の専門業者を呼ぶしかありません。
こうした事態を避けるためには、スマートフォンやカードで解錠できる後付け鍵や、合鍵の家族共有機能があるスマートロックが便利です。
緊急開錠の備えを推奨

外出時に鍵を紛失したり、室内に置き忘れて締め出されてしまうと大きなトラブルにつながります。
こうした事態に備えて、暗証番号やカード、指紋認証などで解錠できる後付け電子錠を設置しておけば、物理的な鍵がなくても安心です。
特に夜間や急ぎの場面で役立ち、日常の防犯性を保ちながら、緊急時の安全も確保できます。
引き戸ドアにも対応可能?

古い住宅や地方の戸建てでは、玄関が引き戸タイプのケースも多く見られます。
従来は「後付け鍵=開き戸」というイメージが強いですが、最近では引き戸専用の補助錠やスマートロックも登場しています。
工事不要で取り付けられる製品も増えているため、引き戸だからと諦めずに選択肢を検討することが安心につながります。
詳しい手順については以下でも紹介しています。
トラブル別におすすめの後付け鍵

ドアに鍵を後付けする際は、単なる防犯だけでなく「どんなトラブルに備えたいか」を基準に選ぶことが大切です。
施錠忘れや鍵の紛失、インロックなど、日常で起こりやすいリスクをカバーできる鍵を選ぶことで、安心で快適な暮らしを実現できます。
ここでは、代表的なトラブルごとにおすすめの後付け鍵の種類と特徴を紹介します。
施錠忘れ対策:自動施錠・スマートロック

外出時に「鍵を閉めたかな?」と不安になるのは、多くの人が経験するトラブルです。
自動施錠機能を備えたスマートロックを後付けすれば、ドアを閉めた時点で自動的に施錠され、締め忘れによる空き巣被害のリスクを減らせます。
さらにアプリと連動するタイプなら、外出先から施錠状態を確認でき、家族の安全も守りながら防犯性を高められます。
鍵の差しっぱなし対策:簡単に操作で施錠・解錠

鍵をシリンダーに差しっぱなしにしてしまうと、外出時のインロックや空き巣の侵入リスクにつながります。
ワンタッチで施錠・解錠できる補助錠を後付けすれば、物理的な鍵を使わずに操作できるため、差しっぱなしの心配がありません。
高齢者や小さなお子様でも扱いやすく、日常的な使いやすさと防犯性を両立できるシンプルな対策です。
インロック対策:外出先でも操作できるリモート解錠タイプ

「うっかり鍵を中に置いたままドアを閉めてしまった」というインロックのトラブルは誰にでも起こり得ます。
リモート解錠機能付きの後付けスマートロックなら、スマホアプリから遠隔でドアを開けられるため、外出先でも安心です。
急な来客や家族の帰宅にも柔軟に対応できるため、利便性と防犯性を両立した暮らしをサポートします。
緊急の場合は、「鍵の24時間」までお気軽にご相談ください。
自分に合った後付け鍵の選び方

後付け鍵を選ぶときは、家庭の状況やライフスタイルに合った製品を選ぶことが重要です。
防犯性の高さだけでなく、日常生活で使いやすい設計や操作方法を意識することで、無理なく鍵の管理を習慣化できます。
この章では、家庭ごとのニーズに合わせた後付け鍵タイプを、具体例とともに紹介します。
高齢の親のため → シンプルで操作が簡単、鍵を持ち歩かなくても済むタイプ
高齢者には操作が簡単で鍵を持ち歩かずに施解錠できる電子錠がおすすめです。
施錠忘れや鍵の紛失による防犯リスクを軽減できます。
Qrio Lock(キュリオロック)

Qrio Lock(キュリオロック)は自動施錠機能付きで鍵を使わずに施解錠可能です。
家族のスマホとも連携でき、遠隔で施錠状態の確認も行えます。
SESAME 5 Pro(セサミ)

SESAME 5 Proは、スマートフォンのBluetoothを利用して鍵の開閉ができる後付けスマートロックです。
特に高齢者に優しい設計で、鍵を持ち歩かなくてもスマホで操作可能。
さらに、ブラシレスモーターを搭載しており、耐久性が高く、1日200回の開け閉めでも10年以上の寿命が期待できます。
高齢の親御さんにも安心して使用していただける製品です。
一人暮らし女性 → 防犯性の高いディンプルキー
一人暮らしの女性には、防犯性の高いディンプルキーがおすすめです。
外出時の安全性を高め、侵入リスクを軽減できます。
MIWA U9ディンプルキーシリンダー(美和ロック)

MIWAのU9シリーズは、高い防犯性を誇るディンプルキーシリンダーです。
これにより、ピッキングによる不正解錠のリスクを大幅に低減できます。
働き世代 → スマホ解錠や家族共有しやすいスマートロック
共働き家庭では、家族全員が簡単に使えるスマートロックが便利です。
リモート操作や施錠状況の確認が可能で、利便性と防犯性を両立できます。
Akerun Pro(アケルン プロ)

Akerun Pro(アケルン プロ)は暗証番号やスマホで施解錠可能で、家族や管理者と簡単にアクセス権を共有できます。
NinjaLock(ニンジャロック)

NinjaLock(ニンジャロック)は、自動施錠機能付きのスマートロックで、外出先から施錠状況を確認でき、家族での共有も簡単に行えます。
よくある質問(FAQ)

- Q: 後付けのドア鍵は賃貸物件でも取り付けられますか?
- A: 賃貸住宅でも工事不要のスマートロックや補助錠なら取り付け可能です。貼り付け式やドアノブにかぶせるタイプを選べば、退去時も原状回復ができるため安心です。

- Q: 高齢の親におすすめの後付け鍵はどんなタイプですか?
- A: 高齢者には、「自動施錠タイプ」や「カード・暗証番号式」など、鍵を持ち歩かなくても使えるシンプルなタイプがおすすめです。施錠忘れや鍵の紛失によるリスクを防ぐことができます。

- Q: 後付け鍵を設置するとどのくらい防犯性が高まりますか?
- A: 後付け鍵は補助錠として機能するため、侵入に時間をかけさせ、防犯性を高めます。特に、ディンプルキーや電子錠を選ぶと、ピッキングやサムターン回し対策にも有効です。
まとめ|目的に合ったドアの後付け鍵で防犯と安心を両立しよう
ドアの後付け鍵は、高齢者の施錠忘れや鍵の差しっぱなし、インロックなど、日常で起こり得るトラブルに対応する強力な手段です。
本記事で紹介した自動施錠タイプやスマートロック、ディンプルキー、補助錠などを活用することで、家族の安全と防犯性を高められます。
さらに、自分や家庭のライフスタイルに合った製品を選ぶことで、操作のしやすさや利便性も向上し、安心して暮らせる環境を作る第一歩となります。
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