まずは落ち着いて!車のインロック時に最初に確認すべき3つのポイント
鍵の24時間編集部
✦ 公開日: 2025年8月19日 ↻ 更新日: 2025年8月19日

「やばい…子供が車内にいるのにドアが開かない!」
「スマートキーは車のポケットに入ってるはずなのに…反応しない!」
「荷物を取ろうとしたら、いつの間にかロックされていた…」
車のインロックは、ほんの一瞬の不注意や予想外のトラブルで起こります。
また、車内温度の急変が命に関わる危険につながります。
だからこそ、焦って無理な行動を取る前に、まずは3つのポイントを確認することが重要です。
すぐに対応が必要な場合は、24時間365日対応で最短5分で到着する「鍵の24時間」へ、お電話でご連絡ください。
目次
車のインロックで行動する前にやる最終チェック

車のインロックが起きたとき、まずは焦らずにできる確認があります。すぐできるポイントを押さえて、次の行動に備えましょう。
スペアキーが近くにあるかの確認
- 自宅や職場、または信頼できる家族・友人の元にスペアキーはありますか?
- その人は今すぐ持って来られる距離ですか?
- スマートキーのほかに物理キーがあるか確認しましたか?
高温の車内に子供やペットがいる場合は、迅速に対応してください。
※高温時や緊急時は30秒以上かけずに次の対応に移りましょう。
ドアや窓が完全にロックされているか再確認
- 運転席、助手席、後部座席のドアはすべて物理的に開けてみましたか?
- トランクやバックドアから車内に入れないか確認しましたか?
- 窓は少しでも開いていませんか?
- チャイルドロックは解除されていますか?
無理にこじ開けると損傷しますので、ガラス破損は命の危険時のみにしましょう。
同乗者や家族に開けてもらえる可能性の確認
- 車外にいる家族や同乗者は鍵を持っていますか?
- 他に車を開ける手段や場所がないか確認しましたか?
- すぐに鍵を持って来られる人に依頼できますか?
業者に依頼する際は本人確認や所有者証明が必要になる場合があります。
車のインロックで呼ぶべきサービスと料金・到着時間の比較

車の中に鍵を閉じ込めてしまうと、焦りや不安が一気に高まります。
しかし、まずは落ち着いて最適なサービスを選ぶことが大切です。
この項目では、急いでいるあなたに役立つ、代表的な3つのサービスの特徴と費用、到着までの時間をシンプルにまとめました。
状況に合った選択で、できるだけ早く問題を解決しましょう。
ロードサービスの特徴と費用

JAFだけでなく、JA共済やカーコンビニ倶楽部、その他ロードサービスは会員制が中心で、会員なら低料金、場合によっては無料で鍵開けサービスが受けられます。
非会員の場合は1万円以上の費用がかかることが多いのも覚えておきましょう。
24時間全国対応が基本で、夜間や遠隔地でも安心して依頼できます。
ただし、利用者が多い時間帯や地域では到着が遅れることがあるため、急ぐ際は事前に到着予定時間の確認が重要です。
ディーラー・販売店へ依頼する場合

車を購入したディーラーは、その車種に合った純正の鍵や専用工具を扱えるため、安全かつ確実な開錠が期待できます。
ただし、営業時間内のみの対応となるため、夜間や休日の緊急対応には不向きです。
費用は1万円から2万円程度が一般的で、料金はやや高めですが、安心感を重視したい方におすすめです。
鍵の専門業者に依頼する場合の特徴と費用

鍵の専門業者は、24時間365日で緊急駆けつけが可能なケースが多く、最短5分ほどで現場到着する業者もあります。
費用は一般的に1万円前後ですが、深夜・休日は割増料金が発生することもあります。
多くの車種に対応可能で、技術力も高いのが特徴です。
とはいえ、業者によって料金や技術力に差があるため、口コミや実績を必ず確認してください。
料金・対応時間・到着時間比較表
以下の比較表で、代表的なサービスの料金・対応時間・到着時間を一覧にまとめていますので、緊急時の判断にお役立てください。
サービス種類 | 料金 | 対応時間 | 到着時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ロードサービス | 会員無料~数万円 | 24時間対応 | 30~1時間 | 会員登録必須 混雑時は遅延も |
ディーラー・ 販売店 |
1万~数万円 | 営業時間のみ | 1時間~数時間 | 夜間・休日は対応不可 |
鍵の専門業者 | 1万~数万円 | 24時間対応 | 最短5分~ | 迅速かつ確実な解錠 修理が可能 |
【緊急用】車のインロックを自分で開ける方法と注意点

車内に鍵を閉じ込めたとき、自分で開けられる方法も知っておくと安心です。
ただし、無理に開けようとして車や自分に危険が及ばないよう、正しい手順と注意点を必ず守りましょう。
このセクションではスマートキーの対応方法や、生命に関わる緊急時の対応も解説します。
スマートキーのインロック解除方法

スマートキーは電子制御のため、通常の鍵より解錠方法が異なります。
まずは、リモコンの電池切れや通信障害の可能性を確認し、予備のキーがある場合はそれを使うのが最も確実です。
車内からスマートキーを閉じ込めた場合は、スマホアプリや車両付属の緊急解錠機能を活用できる車種もあります。
メーカーの取扱説明書や公式サイトで操作方法を必ず確認してください。
サイドガラスを割る方法と注意点

車内に子供やペットが閉じ込められているなど、命の危険が迫る場合は、ためらわずに窓ガラスを割る緊急対応が必要です。
ただし、車体や自分の安全も考慮して、硬くて安全に割れる専用の脱出ハンマーの使用を強くおすすめします。
脱出ハンマーがない場合でも、金属製のレンチ、ドライバー、ジャッキの一部、ベルトの金具部分など、硬くて尖った部分を使えば、サイドガラスを破壊できる可能性があります。
サイドガラスを割る際は、顔や手を守ること、割った後の破片に注意することを忘れないでください。
中心ではなく、衝撃を集中させやすい窓の角付近を狙うのが効果的です。
絶対にやってはいけない危険な開け方

インロックの際に絶対に避けるべき危険な方法があります。
無理にドアノブやサイドガラスをこじ開けたり、針金などで強引に解錠しようとすると、車体の損傷や怪我の原因になります。
また、サイドミラーや内装を破壊する行為も後々高額な修理費用を招くため厳禁です。
安全確保のためには専門業者や適切な道具を使った方法を選びましょう。
車のインロックを防ぐための予防策と便利グッズ

車のインロックは、起きてからでは時間も費用もかかりますが、日常的な予防策と便利グッズを活用することで大幅にリスクを減らせます。
ここでは、手軽に取り入れられる3つの対策をご紹介します。
特に、スマートキーやアプリ連動機能の利用、非常時のための脱出ツールは、いざという時に命を守る大きな助けになります。
キーホルダー・スマホアプリの活用

最近の車はスマートキーが主流ですが、それでもインロックはゼロにはなりません。
そこで有効なのが、Bluetooth対応の紛失防止タグ付きキーホルダーや、メーカー公式のスマホアプリです。
タグ付きキーホルダーは一定距離離れると通知が届くため、車内に鍵を置き忘れるのを防げます。
緊急時にガラスを割るための脱出用ツール

車内に子供やペットが閉じ込められ、すぐに開錠できない場合は、ガラスを割って救出する必要があります。
そのために車内・車外の両方から使える脱出用ツールを常備しましょう。
金づちタイプ:強い衝撃で確実に破砕

このタイプは、窓の隅を叩いてガラスを破砕する王道スタイルです。
シートベルトカッター付で万能性も高く、力に自信がない方でも比較的使いやすいのが特徴です。
「Amazonベーシック レスキューハンマー」は窓ガラスの角に本体をあて、強く一撃で簡単に割れ、シートベルトが外せない場合に備えてカッターも活用できます。
評価項目 | 仕様内容 |
---|---|
重さ | 約140g |
材質・構造 | タングステン製ダブルヘッド+プラスチックハンドル |
シートベルト切断機能 | あり |
携帯性・設置性 | 運転席周辺のポケット等にも収納可能 |
緊急時の扱いやすさ | シンプル操作(叩く)で扱いやすい |
ピックタイプ:三役をこなすハイパフォーマー

ピックタイプは先端が尖っており、ガラス破砕・シートベルト切断に加えて消火具機能まで搭載したモデルもあり、多機能性が 魅力です。
「ワイピーシステム 消棒RESCUE」は窓の角を先端で突くように破壊し、ベルト切断、消化機能にも対応、軽量で持ちやすく、持ち運びにも便利です。
評価項目 | 仕様内容 |
---|---|
重さ | 約370g |
材質・構造 | ピック先端+二酸化炭素消化ユニット内蔵 |
シートベルト切断機能 | あり |
携帯性・設置性 | 車内に収納可能だがやや大きめ |
緊急時の扱いやすさ | 多機能で頼れるが、重さもあり、扱いはやや力が必要 |
ポンチタイプ:キーホルダー感覚で携帯OK

コンパクトで押し当てるだけで作動する「ポンチタイプ」のモデルです。
軸承鋼ヘッドにより高い衝撃力を持ち、耐久性や破砕力に優れています。
「AutoGo 緊急脱出ハンマー」はガラスの角に押し当てるだけで内蔵針が飛び出して破砕、簡単かつ瞬時に脱出可能です。
評価項目 | 仕様内容 |
---|---|
重さ | 25.6g |
材質・構造 | 軸承(ペアリング)鋼ヘッド、ポンチ式 |
シートベルト切断機能 | あり |
携帯性・設置性 | 非常にコンパクトで常時携帯可能 |
緊急時の扱いやすさ | 押すだけで粉砕、操作がシンプルで焦り時にも安心 |
日常でできるインロック防止習慣

グッズだけでなく、日々のちょっとした心がけが予防につながります。
例えば、車を降りる前に必ずキーを手に持つ習慣や、施錠は必ずキーやリモコンで行うといったルールを自分や家族で決めておくと効果的です。
また、洗車や荷物の積み下ろし時など、ドアを開けたまま作業する際は、風や自動ロック機能で閉まらないよう、窓を少し開けておくのも有効です。
バイクのインロック対処法と注意点

ツーリング先や通勤途中でバイクのインロックが起こると、移動が完全に止まってしまい、日中でも夜間でも大きな不安と不便を招きます。
ここでは、バイク特有のインロックを安全かつ迅速に解決するための方法と、注意点を紹介します。
バイクがインロックした時の連絡先

インロックに気づいたら、まず落ち着いてバイクの販売店やロードサービス、鍵の専門業者へ連絡しましょう。
場所によっては警察が安全確保に協力してくれることもあります。
スマートキーなら予備キーの保管場所や、家族・友人の協力もすぐに確認することが大切です。
安全に開錠するための注意点

バイクの鍵穴やメットインのロック機構は精密で、無理に工具でこじ開けると修理費が高額になることもあります。
安易にドライバーや針金を使わず、必ず二輪対応の業者を選びましょう。
夜間や人気のない場所では、防犯面からも周囲を確認しながら作業することが重要です。
車のインロックに関するよくある質問(FAQ)

- Q: ロードサービスと鍵業者どちらが早く来ますか?
- A: ロードサービスは契約内容によっては迅速に対応してくれる場合が多い一方で、24時間体制で専門の技術を持つ鍵業者は、いつでも駆けつけられる準備が整っています。ご自身の状況や信頼できる業者の対応を踏まえて選ぶことが大切です。

- Q: 雨の日や夜間でも対応可能ですか?
- A: 多くのロードサービスや鍵業者は24時間365日体制で対応しており、悪天候や深夜帯は交通状況や安全確保のため到着までに時間がかかることもあります。緊急時はなるべく早めに連絡しましょう。

- Q: スマートキーでもインロックは起こりますか?
- A: スマートキーは便利ですが、バッテリー切れやシステムトラブル、誤操作などでインロックが発生することがあります。スマートキー車でもインロックは起こり得るため、万が一に備えた対策を心がけましょう。
まとめ|車のインロックは迅速かつ安全な対応が重要
車のインロックは誰にでも起こる急なトラブルで、特に子供やペットが車内にいるときは特に危険です。
無理にあけようとせず、まずは信頼できる鍵業者やロードサービスにすぐ連絡しましょう。
日頃から予防グッズを使ったり準備をしておくと、いざというとき安心です。
鍵の24時間では日本全国、出張対応受け付けております!

車のインロックでお困りの際は、24時間365日対応の「鍵の24時間」にご連絡ください。
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